1月8日のお昼ごはんは、手作り中華まんシリーズの『角煮まん』と『あんまん』を提供しました。
1月7日は、七草の日で『七草がゆ』を食べることが慣習となっています。
昔は、1月1日から1月3日までの3が日は、『炊事をしてはいけない』ということから(神様を流す、切る、などといったことをしないため、「水仕事をしない」や「包丁を持たない」などを信条としていたそうです。)、そこで日持ちのするもの(味付けが濃いもの)をお重に入れて『おせち料理』としていました。
そのため、3日間から4日間、日持ちのために味が濃い料理だったのです。
塩分や糖分によって食材の中の水が吸収され、純水とよばれる水が少ないほど日持ちがします。
漬物やジャムなども同じ方法です。
「七草かゆ」というのは、あまり濃い味のものを食べ続けると、胃や腸などが、疲れるため、7日の七草の日に『春の七草』をおかゆにして食べることで消化を助け、胃腸の働きを取り戻す、といった意味があります。
杉山寮では、利用者様には『かゆ』というのは『体調を崩した時に食べるもの』という認識があるため、『七草がゆ』ではなく、『菜飯の混ぜご飯』として提供しています。
また、七草は、春夏秋冬とありますが、短歌で詠んだものが多いですね。
1月8日のお昼ごはんは『角煮まん』と『あんまん』でした。
中華まんの生地は手作りですが、今までの手作り中華まんシリーズ同様の配合で安定してやわらかい生地となっています。
今回の『角煮まん』も朝から『豚バラ』のブロック肉を切り、じっくりと蒸し煮を行い『角煮』を作成して、生地で包んでいます。

断面です。包丁で切ったのではなく、手で割ったためいびつですが。。。
『角煮まん』も『角煮』ごと手で力を入れずに割れるぐらいホロホロでした。
『あんまん』は前回同様『こしあん』です。

利用者様も注文している職員も喜んで食べていただけました。
前回の『ピザまん』『パンプキンまん』と比べると小さめに見えますが、コンビニ等の中華まんよりも1つの中華まんのサイズが大きいので、ボリューム満点は変わらず。
また、8月提供の『肉まん』と『あんまん』との改善点として、『あんまん』の生地と『角煮まん』の生地では『角煮まん』の生地の方が多くしています。1枚目の画像で『角煮まん』の方が大きく見えるのは、実際に生地が1.2倍ぐらいあるからです。
手作り中華まんシリーズは、月1回色々な具材を包んで提供を検討しています。